静かなる存在の主張
もう先週とか、だいぶ前のことなのですが 聖堂に入った瞬間に、あれ?何の香りだろ?と見回してみると、 お庭の蝋梅をいけてくださっていました。 もう咲いてるんだわ~ とお庭も見に行ってみると、そっちは蕾だけでしたので きっと咲いたのを持ってきて下さったんでしょうね。 この一番寒い季節に咲いてくれる、貴重な花 と甘い香りに 心がなんとなくホワっとします。
ちょっと調べてみると、蝋梅って梅とは全然違う種目なのですって! ちなみに花言葉は、「慈愛」とか「慈しみ」とからしいです。
香り、といえば聖書に「キリストの香り」という言葉がありましたよね どこだったかな…;
神に感謝します。神は、わたしたちをいつもキリストの勝利の行進に連ならせ、 わたしたちを通じて至るところに、キリストを知るという知識の香りを漂わせてくださいます。 救いの道をたどる者にとっても、滅びの道をたどる者にとっても、 わたしたちはキリストによって神に献げられる良い香りです (2コリント2・14-15)
そういえば、香りって一番最後まで残る 記憶なんだ。と聞いたことがある。 その香りを嗅ぐことによって、全く忘れていた記憶、情景とかが呼び覚まされる…とか。
もしかしたら私も、キリストの香りによって呼び覚まされて導かれて ここにいるのかもしれないな、と。 キリストの香り…どんなだったかな?
私たちも、誰かの深い 深い記憶を呼び起こすような そんな香りを放つことができるかな?