ナタナエルに 与えられたもの
今日は聖バルトロマイ使徒の祝日です。バルトロマイ=ナタナエル なんですよね、 ときどき誰だっけこの人とかなってしまうのは内緒にしておきたい。 今朝の神父さまのお話しによれば、ナタナエル=神は与えられる という意味だそうです。
前にここで「神の小屋」という本のことを少し書きましたが、その中で 最後の方に、主人公が友人に(この本の著者)神さまからの伝言を伝え、 その友人はそれを聞いて、目に涙を湛える… というところがあるんです、 最初の方をみると、主人公が小屋に行く前にちゃんと 「神さまに会ったらいくつか聞きたいことがあるって伝えておいてよ」 的なことを言ってるんですね、この友人さんは。私はすっかり忘れてしまっていましたが;
あるシスターはここに感動されて、 そして 今日の福音のナタナエルの箇所を思い出したのだそう。 私はちょっと、へえ~?と思っていたんですが、 今日の福音を読んでいるうちに、 あぁ、そうかー と。 ナタナエルが ずっと、聞きたかったこと、 もしかしたらハッキリとした かたち にはなっていなかったかもしれないけれど… イエズスは こたえて、伝えてくれたのかな。 ナタナエル=神は与えられる 神さまは、なにをくださったんだろう?
誰にもわからなくとも、ひびく言葉 や、ほんのささやかな できごとも それは あなただけに伝えたい、与えたい、そんな特別な 想い かもしれない