Noel
もう少し前に、普通のお話し、 ええとキリスト教とか関連じゃない、普通の物語の本を読んでいると、 Noel(ノエル)はもともと誕生 という意味からきてるんだって。とあって、 え、そうなのかーってこれに驚いてるのって、ちょっと恥ずかしくない?と思いつつ; なんとなく、クリスマスとかキャロルとかそんな感じだと思ってたなあ、、 じゃあ、♪ノエル ノエル♪ と歌ってたのは、生まれた 生まれたってことだったのか。 確かにそう思うと納得。
で、いちおう少し調べてみると、 Noel - フランス語で、クリスマスキャロルや、クリスマスの季節のこと Noel はラテン語の natalis ー 誕生 が語源。 natalis dies = 誕生の日(クリスマス) だそうです。
最近、食事の時の読書をきいていたら、 イースターは希望の誕生日です!という言葉が入って来ました。 後からちょっと読み直してみると、
希望という語は、キリストの宣教にはありません。 ー…イースター以後、使徒たちの教えの中で、希望の概念と感情が 文字通り爆発的にあふれ出るのを見ます。
ということでした。 まあ、この本のお話しもとっても良いのですが、ちょっと思ったことは、 イースターが希望の誕生日なら、クリスマスは なんのなの?
クリスマス、イエズスの誕生を、ご降誕って言いますよね。 この 降誕、降ってこられた というのがヒントというかポイントなのかなーと いつだって、手を上げて振り仰いで、見上げる先におられるのが神様だったのに、 この地上に降りて来られて、私たちと同じ 人となられた。
最近思うのは、飼い葉桶の中に寝かされてる。ということ、 飼い葉桶の中ということは、どんな人ものぞき込んで見るんだなーと。 見上げることはできない、どんな小さな子供も、上からのぞき込む。 (そして御父も上から一生懸命のぞいている、と。)
で、やっぱりそのクリスマスに来たのも、希望だと思うんですよ。
希望の種がまかれた。んじゃないかな、と。 イースターの日に、それは芽を出したってことなんじゃないかな、と。 土の中で、何かが起こっているんだけれど、わたしたちにはよく見えない…
なんだかこんな聖書箇所あったな…
人が土に種を蒔いて、 夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、 どうしてそうなるのか、その人は知らない。(マルコ4・27)
教皇フランシスコの言葉ですが、「希望は立ち止まらない」と。 もう種は蒔かれている、その成長は止まることがないんだ、と 歩み続けていくことができたらいいなと思います。