5月 16日 聖ジェンマ・ガルガーニ
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聖ジェンマ・ガルガーニ
St. Gemma Galgani
1878年3月 12日イタリアのルッカ近郊ボルゴヌォーヴォで生まれた。 幼いころから、主イエス・キリストの聖なる御受難と、 祭壇上におられるご聖体に対して特に熱心な信心をもっていた。 十字架につけられたイエスの生きた似姿になりたいとの彼女の望みを 神はお喜びになり、21歳のとき御受難の聖痕を受ける恩寵をこうむった。 両手足には釘打たれた傷、脇腹には槍による傷、額と頭のまわりには 茨の棘による傷、体全体には鞭打ちのあざが現れた。
彼女の生涯は罪人の回心のために、真に神に捧げられた一つの絶えざる殉教であった。 そして、身体の病というよりむしろ、心に燃える熱意に焼き尽くされ、 1903年4月 11日、25歳の若さでその汚れの無い霊魂を神に返した。
彼女は御受難会の第三会である、御受難兄弟会の会員であり、 「キリストの宝石(Gem ジェム)」と称えられる。
1933年5月 14日 教皇ピオ11世により列福。 1940年5月 2日 教皇ピオ12世により列聖。