12月 9日 福者ベルナルド・マリア司祭
福者 イエスの ベルナルド・マリア司祭
Bl. Bernardo M. Silvestrelli
1831年 11月 7日 ローマの貴族 シルヴェストレッリーゴンザーニ家に生まれた。 24歳の時 モンテアルジェンタリオで司祭に叙階され、25歳の時 モロヴァッレの修練院で 修道誓願を立て、御受難会員となった。 悲しみの聖母の聖ガブリエルは修練院で彼の仲間であった。 ベルナルドは御受難修道会への奉仕において 種々の重要な職務を果たすよう、早くから呼ばれた。 神学生の指導者、修練長、院長、管区長顧問、 1878~1888年および、1893~1907年は総長を務めた。
非常に困難な状況の中で、不撓不屈の努力をもって会の精神を擁護し、 御受難会に大いなる使徒的推進力を与えた。 彼の注意深い指導のもとに6つの新しい管区が創立され、イタリア及びフランス政府による 抑圧を受けてきた管区は再編成された。 総長を辞任した彼は、教皇から「終身名誉総長」の称号を与えられた。
サビナのモリコーネの修道院に退いたが、転倒による大けがのため 1911年 12月 9日、80歳で帰天。
1988年 10月 16日、教皇ヨハネ・パウロ2世により列福。