食べ物に 出会う。
一昨日ミンミン蝉の声が一瞬きこえました。 今夏、初だったんですが あの、他の追随を許さないようなソロを聞きたいですね~
いま 読み中の本で、ちょっとおもしろいなーと思ったことがありまして、 著者の方のインドでの共同生活中に、 その土地の人たちと同じに 手で食事をするようにしてみたーということからの気づきで
「食べ物に触れる指先の感覚を通して 食べ物に出会ってゆく、 ということにも気づくようになりました。」 「私たちも日本でお寿司やおにぎりを手で食べますが、 手によって食べ物に出会う、というようなところまでは考えたことはないかもしれません。 手で食べ物に出会うということを試してみてください。」
手で食べる物、で私が最初に思い浮かんだのは、パンですね。 日本人のくせにーとか聞こえてきそうですが (笑) でも一週間のうちに一回もパンを食べない人とか、ほとんどいないんじゃないでしょうか? 私にとってはおにぎりよりも身近な 食べ物 。 今は、捏ねから焼き上げまでできるホームベーカリーとかもありますけれど、 ぜひ一度、捏ねあがった生地や発酵後の生地をさわってみて欲しいですね~ パンって面白いんですよ 出来上がるまでの触感の変化を感じてみるのも、出会う ということかも?
パンを手に持つ…と考えていたら、 そういえばこれってイエズスのすごくポピュラーな動作では?と、ふと思いました。 「パンを取って…」 「パンをさいて…」どの福音にもでてきます。 イエズスはどんなパンを持ったのかな? 何か感じたんだろうか? すごく日常の動作だけど、イエズスがとって、さいて、渡してくれる。そのパンを 受け取るとき、、なにを感じるだろう? なにかに出会うことができるだろうか?
御受難会の冊子?の写真が、ちょうどあったので拝借しました。