降誕節はこれから

2020年12月26日

主の降誕を迎えて… うん、これからだな~と思う。                      クリスマスをお祝いした、はい次は年越し・お正月!と世間ではそうですが、          クリスマスのお祝いというか、それを味わうのは これから だなあ、と。            降誕節って長いんですよね。

御受難会の創立者 十字架の聖パウロは、                           イエズスの生まれた馬小屋がどんなだったか黙想しなさいと言われます。            主イエズス来てください、私たちの心に来てください。と言うけれど、             自分の心が、その馬小屋よりちょっとでもマシな所であるとは思えないんですよね…       枯れはてて、荒れたところで、きっと冷たい。                        居心地なんて決してよくないだろうに、

でもそこで 来てくださいと呼ぶ私のところに、来てくださる。                 この、今の私という現実にこそ、来てくださるんだと思う。                  だから毎年毎年 祝うのだと、ただ同じことの繰り返しじゃないんだと。

ポツリ、として「あれ?」と見上げる、雨の最初のひとしずくのように、            乾いた地面にすぐ吸い込まれて、消えてしまう                        でもこの雨は、止むことがないんだ。

イエズスの降誕がよく雨に例えられるのは、                         イスラエルの地方で雨はとくべつなものだったからなのかな?

JOY  to  the  World  !!

世界に来てくださった=私に、ひとりひとりに来てくださった                 その幼子を見るとき、御父の想いを感じることができたら…!

十字架の聖パウロはこうも言ってます。                           幼子を何度も何度も抱きしめなさい。って

私のところに来てくださったイエズスを、ぎゅう と抱きしめて、                この降誕節、過ごしていけたらと思います。

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