罪人の わたしを…

ところが、徴税人は遠くに立って、 目を天に上げようともせず、 胸を打ちながら言った。 『神様、罪人のわたしを憐れんでください。』
先週のどこかで読まれた、ルカ18・9-14 ファリサイ派の人と 徴税人の祈り、の箇所から。
ちょうど同じ頃、目にした 十字架の聖パウロの手紙の言葉が とても響いたように思います。 いや、今もまだ響いている。かな
あなたが恩知らずだというのは本当です。 あなたが恵みに協力しなかったことは本当です。 あなたが欠点を持っているということは本当です。 しかし、これらのどれが 神に信頼しない理由ですか?
神さまは、私たちが ホコリと塵、そして灰であること、 いつも悪に傾いていることをご存知ないというのでしょうか?
信仰の薄い娘よ、私はイエズス様がペトロにおっしゃったように言います。 なぜ 疑うのですか?
もしあなたが七回 欠点に陥ったとしても、 または、それどころか百回も千回も 欠点に陥ったとしても あなたの平和と神への信頼を おろそかにする理由にはなりません。
ただ、愛すべき悲しみをもって穏やかに、 あなた自身が へりくだる理由になります。
この悲しみに満ちた心で、愛をもって、 一言 二言 話すだけで充分です。 神さまは、それらをあなたに教えてくださるでしょう。
(十字架の聖パウロ)