異なる使命を受けた ふたり。

2021年06月29日

今日は聖ペトロ 聖パウロ使徒の祭日でした。                                      今日のごミサの叙唱がよかったでした。                                       なんかこう、ギュっとよく纏まってる感じ、

聖なる父、全能永遠の神、聖ペトロ聖パウロの生涯に示された あなたの導きをたたえ、                   心から感謝をささげます。                                             ペトロは使徒の頭として信仰を宣言し、                                       イスラエルの小さな群れから初代教会を造り、                                     パウロはキリストの神秘を説きあかし、異邦の民の使徒となりました。                          異なる使命を受けた二人は、キリストのもとに人々を一つに集め、                         信仰のあかしのために ともにいのちをささげました。

もうひとつ、 “ 教会の礎 ”  もちょっと心にとまった言葉。                                                土台として、その上に教会を建てる と言われたペトロ、                                 すべての人を救いへと招く器とされたパウロ、                                     

一見、2人はなんだか反対の性質をもっているようで、                               どんな関係だったのかとか考えると興味が湧くけれど、

2人の使命は同じ一つのものを形作るため。                                        どちらがなくても成り立たない、そんなようなものだと思う。

ペトロがあらわすことができた信仰、                                     パウロの回心の体験の強いメッセージ性、                                   偉大な使徒の2人だけれど、なにか近く感じるのは                                毎日のミサにほとんど出てこないことがない というのもあるけれど、                          私たち一人ひとりのうちに、いろいろカタチは違えども、                               同じ体験があるからなのかもしれないなぁ、と。

神さまが、この2人の使命によって造り上げられるところに、                          私たちも招かれている、つながっている。とそんなふうに思います。


☆今日の画像☆                                                レンブラントの『賢者の対話』(聖ペトロと聖パウロの会話)                              何か珍しいですよね。ちなみに手前がペトロなのだそう。

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