最初のしるし

今日の福音はイエスが最初のしるし(奇跡?)を行われた カナの婚礼の箇所でしたね。
マリア様はその最初のときに向けて、 召使たちにとっては大勢の客のなかの一人にすぎないイエズスに 注意を向ける、意識を向かわせるよう促してくださいます。
第2朗読、1コリント12・4-11 賜物にはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ霊です。 務めにはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ主です。 働きにはいろいろありますが、すべての場合にすべてのことをなさるのは同じ神です。
一人ひとりの賜物。この後に続くのは、ちょっと特別な賜物 という感じがしてしまうけれど、 与えられた仕事だったり、困っている人に気付いて近寄ってみることだったり、 ふとしたときに捧げる小さな祈りだったり、 その人の持つ苦しみだったり、、 そんなのでもいいのじゃないかなぁ、と思うのです。
一人ひとりのそんな賜物で、ひとつの大きな水がめをいっぱいにしようとしているのかな。 その水がぶどう酒に変わったとき、 その水がどこから来たのか、水を汲んできた人たちは知っている。 その人たちには、わかる。
水を汲んで、運んでは 入れて を繰り返しているときには わからなくとも…