希望ってなんだろう。

2021年10月17日

ハイ、無事に夏服(グレー)から冬服(黒)へと衣替えを終えました。                         冬服っていうのも何か違う気がしますが、、                                  共同体内もちょうど半分半分といったところです。                                  今日は雨上がりの冷たい風がぴゅーぴゅーしていたので                                 私的には衣替えしておいてよかった感じでした。

食堂で読んでいた、教皇フランシスコの「コロナの世界をいきる」                        一番最後にアレクシス・ヴァルデスという人の                              「Hope(Esperanza)」という詩が紹介されていました。

Hope(希望)

嵐がさり、 道がならされると、 私たちは同じ難破船から生還する。                         泣き出しそうなこころと、 祝福された運命を抱いて、                                 私たちは生きていることを純粋に喜ぶだろう。                                    

見知らぬ他人といだきあい、                                           友を失わずにすんだ幸運を讃えるだろう。

やがて私たちは、 失ったものを全て思い出し、                                これまで気づかなかったことを悟るだろう。

そして私たちは もはや誰のことも羨まなくなるだろう。                               なぜなら、皆が苦しんだのだから。                                       空虚な生き方をやめ、 思いやりを抱くようになるだろう。

私たちは人類共通の財産を、                                          自力で獲得したものより大切に思うようになるだろう。                              より寛大に、 より献身的になるだろう。

私たちは命の はかなさを理解し、                                         今も側にいる者たちと、いなくなってしまった者たちへと、                                 心を馳せるだろう。

私たちは市場で1ドルの施しを受けていた老人を、懐かしく思い出すだろう。                     名前も知らないけれど、いつもそこにいたあの老人を。

もしかしたらその老人は、                                           神が身をやつされた姿だったのかもしれない。                                     しかし あなたは彼に名前を尋ねなかった。                                      そんな時間がなかったから。

そして全ては奇跡となり、 全ては遺産となる。                                    私たちは命を崇めるようになる。                                        勝ち取ったこの命を。

嵐が去ったとき、 神よ私はひれ伏して乞います。                                   より良い形でお戻りください。                                         かつてあなたが私たちに抱いた夢のごとく。


この詩はあっという間に広がった。とあるので、たぶん海外ではよく知られているのかな?               実はこれ聞いたとき、これ 希望なの?って思ったんです。                              なんだかこう、好きな人の書いていることにパッと「いいね!」できない、そんな感じ。              (…ほんとは いいね とかしたこと無いんですけど;(笑)

何度も読み返したり、いろいろ考えているうちに                                  「希望」てものを何か取り違えていたんじゃないかな、と。                               うーん、希望的観測、そうなったらいいのにねー とか ポジティブな考えのような…

今日のごミサでのお話しの中で                                         私たちの弱さを希望にかえてくださる。                                      喜びのとき、共にいてまことの喜びを与えてくださる。と言われていました。                    本当はもっといろいろ良いお話しだったのですけど、                                 これしか記憶できていないだけで…;ごめんなさい。

希望っていうのは確かな存在で、                                           それに信頼するなら、今目の前にしている現実を変えてゆく。                             そういうことかなぁ、と。

十字架の聖パウロの格言集にはこんなふうにありました。                              イエズスをみつめながら、私たちに語りかけておられる言葉を                          聞くことができるようにと願います。

希望は私たちの心を拡げ、勇気を育み、                                      そして神の御手の中に私たちを優しくおいてくれます。                                あなたの希望を、神の憐れみと救い主の功徳の中におきなさい。                         十字架を見つめながら                                              「わたしの希望はすべてここに集中されている」と繰り返しなさい。


                                    

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