何が見えるか

「わぁ! もう春みたいだね~」 と、思わず言ってしまうくらいの温かな陽ざしはいつだったか。 月曜日くらいだったかなぁ… 沈丁花のつぼみや、雪柳の小さな緑の芽を見ては なんだか心も軽く弾むように感じていましたが、 昨日 今日と雪の舞い散る天気に驚きました! まだ寒くなるらしい。と聞いて、この冬の最後のがんばりに ちょっぴり垣間見た春を また待ちながら 風邪等ひかぬように、気を付けていきましょー
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「人が見えます。木のようですが、歩いているのがわかります。」(マルコ8・22-26より)
一昨日くらい?の福音箇所ですが、神父さまのお話しが印象的だったので 書こうと思いつつ、遅くなってしまいました; この場面、イエスさまが盲人をいやすところなのですが、 2段階になっているのが珍しいですよね。
イエスさまに両手を置かれて、「何が見えるか」と聞かれ、 最初に言うのが↑に書いた言葉なんですけれど、 「木のようですが、歩いている 人」= 十字架を担って歩く イエス と言われて、そんなふうに捉えたことが無かったので 考えさせられたし、確かにそうだなぁ。とも思えました。
そして、もう一度イエスさまが両手を目に当てられると、 「はっきり見えるようになった」と。
なんとなくこの盲人さんは「何が見えるか」と聞かれたとき、 その辺のまわりの人とか景色を見ているのかな、と思っていたのですが 神父さまのお話しを聞いて、 いやされて、見えるようになったとき 初めに見えるものは 目の前にいるイエスさまじゃないか!と。
最初に見えた十字架を担って歩く 人の姿、 はっきり見えるようになって 見たイエスさま、自分をいやしてくださったかた。
「何が見えるのか」いま私には何が見えているだろうか?