ロザリオの月

はい、10月はロザリオの月ですね。 ほんの少し前まで、夏のなごりが続いていたのに もう、秋が深まって、、というか なんかもう寒い…⁉ 一日ごとに深まるその段階が大きい 気がします。
でもやっぱり空気が気持ちがいいし、 過ごしやすくなって、お祈りにもよい季節 ですね。
10月7日は ロザリオの聖母の記念日でした。 「毎日の読書」で、聖ベルナルド修道院長の説教が読まれましたが そのなかで印象に残ったところを 抜き書きしておきたいと思います。
ー ついに平和の計画は平和を実現するために下ってこられたのです。 すなわち「みことばは肉となり」そのときから「私たちの間に宿られる」のです。 事実、みことばは信仰によって 私たちの心に宿り、 私たちの記憶と思いの中に宿っておられるのです。 さらに、私たちの想像の中にまで下られるのです。
それ以前には、人間が神について何を考えることができたでしょうか・・・ しかし、みことばが今、人からとらえられること、目で見られること、 思いで把握されることを望んでおられたのです。
その方法は、まさに 飼い葉おけに寝かされている姿、 おとめである母に抱かれる姿、 山上で説教し、祈りで夜を明かしておられる姿、 十字架にかかり 亡くなられた姿、 死者の中にあっても自由に振舞われ 死者の国を支配する姿、 さらに、三日目に復活し、勝利のしるしとして釘の跡を使徒たちに示される姿、 そして最後に彼らの目の前で、天に昇って行かれる姿 です。
私はこれらの出来事を一つずつ思い巡らすときに、神の事を考えているのです。 これらすべての出来事を通して示されるかたは、私の神なのです・・・ー
ちょっと長くなってしまいましたが; イエスが人となってくださったこと、そしてその生涯を通して 何を伝えようとされたのか、何をあらわそうとされたのか、 一つひとつのことを思い巡らしながら、マリア様の導きのもとに ロザリオの祈りを捧げることができますように。