ザケオ
2022年10月30日
いつのまにか 聖堂の窓から見える桜の木が、
鮮やかに紅葉していて、あぁ 秋なんだなあ…と
なんだか しみじみと感じる今日このごろ。
売布の森の紅葉は、まだまだこれからなので楽しみです。
今日の福音は、ザアカイの箇所が読まれました。
ちょっと思い出したのですが、
このザアカイの歌があるのを皆さまご存知でしょうか?
平和を祈ろう の歌集にある、「ザケオ」 ( = ザアカイ)という歌です。
これ 短調で、なんていうのか こう切々としたメロディックな曲なんですよね〜
特に1番とか、前半のザケオ視点
♪ 見てみたい 見てみたい ひと目でもいい♪
からサビはイエス視点になって、
♪ザケオ ザケオ 〜♪
と呼びかけるところとか、良いんですよね…
なんか 泣きそうになっちゃう
ただ、この曲 あまりにピンポイントなので
歌う機会がほとんど無くて;
聖務でも選ばないし、御ミサでも歌い慣れてないのもあってちょっと難しい、、という。
でもとっても良い歌なので、よければ探してみて下さいね〜
福音の最後に、イエスは言われます
『今日、救いがこの家を訪れた。この人もアブラハムの子なのだから。
人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。』
第一朗読の知恵の書を思い出す、
… あなたは存在するもの全てを愛し、お造りになったものを何一つ嫌われない。
憎んでおられるのなら、造られなかったはずだ。…
失われたもの は神さまにとってどうでもいいものでは無いんだ、
失くなったから もう仕方がないか、と思えるものじゃ無いんだ。
ザアカイに呼びかけられたように
私を呼ぶ声が聞こえるだろうか。