なにが変わったんだろ?
2021年04月22日
今日の第一朗読、使徒行録8・26-40 を読んでいて、思ったこと。
このエチオピアの宦官さん、最初は「エチオピアに帰る途中」とあるのに、 最後は、喜びにあふれて「旅をつづけた」になっているなー、と この間にはなにがあったんだろう? どうしてこの人は イザヤのこの箇所を読んでいたんだろう。
今日の福音のほうには、 ー予言者の書に、「彼らは皆、神によって教えられる」と書いてある。 父から聞いて学んだものは皆、わたしのもとにくる。ー (ヨハネ6・46) と、言われている。
どこかで聞いたことだけれど、 帰るところ、行き着くところがなければ 旅とは言わない、と。 あてどもなく放浪するのは、きっと少しツラいことだと思う。
もしかしたら、この宦官さんは 本当に帰るところを 見つけた、知った。 ということなのかもしれない…