ちいさな 神のくに

ー イエスがレビの家で食事の席に着いておられたときのことである。 多くの徴税人や罪人も イエスや弟子たちと同席していた。 実に大勢の人がいて、イエスに従っていたのである。ー
今日の福音マルコ2・13-17 より
今週のはじめに年間が始まり、 イエスさまの最初の宣教がはじまりました。 今日のこの箇所は「小さな神の国のうつし」と言われたのが心に残っています。
徴税人も罪人も、だれも除け者にされない。 罪のない人なんていない。 誰もが自分らしく生きられる 世界、 多様性と寛容さ = 愛 と言っていいもの。 という言葉もすごく残っています。
多様性 ダイバーシティ、LGBTQ+ 今の人にとっては普通… いや ふつうってちょっと違うかな。 そういう 考え方? その人そのひとの 持っているものがある、ということ いろんな人の考え、声を見たり聞いたりする機会が多くなってきた、ということ。
ひとりひとり違うのは当たり前なこと。 自分はどうなんだろうか、と一度も考えたことのない人はいないんじゃないかなぁ… もちろん受け入れ難い人も たくさんいるでしょう。 でも そうすると、自分のことも受け入れられなくなるのでは、と思う
そう だけどやっぱり沢山の人が集まる中心都市と、 地方のほうでは、そういう生きやすさ というのはまだ全然違うようですね。 ふと、私たちはどうなんだろう 、と カトリックとかキリスト教という、世界の中では多数といえるものに 紛れて、なにか勘違いしてしまうような気もする。 日本の中ではおそろしく少数派なのに、、
このちいさな世界の中で、誰ひとり欠けることを望まれない 大きな愛に包まれて 生きている、生きることができるのだ。と 教えてくれる イエスの言葉に耳をかたむけてゆきたいのです。