さあ、立って出ておいで

食堂のアドヴェント キャンドル、4本全部に灯がともっているのを見て ああ、もう4週目なんだよね、、ということはもう今週なんだよ…! と今さらながらに思いつつ。
今日の第一朗読、雅歌2・8-14 でした。 選びによってはゼファニヤの方達もおられると思いますが、 雅歌って、ちょっとなんとなく苦手な感じがあって、 すごくロマンチックというか 詩的なところなのかな。 でも今日はなんだか違う感じを受けました。 待降節、になんだかピタリと合わさったような…
そのひとは もう、すぐそこに来ている。 すぐ外に立って 待っている。 私が扉をひらくのを、待っている。
外に待っているのは、何なのか。 季節の訪れを。肌で感じる温度を 目を上げれば見える景色を、その色彩を 聞こえてくる 鳥のさえずりを 花や熟した実の香り、そのやわらかさを
私の感じることのできる 全てを通して、伝えようとしているみたい。
岩の裂け目、崖の穴。 それは小さくて狭くて、暗いところ でもその安全さ、 何もかんじなくていい、何も変わらなくていい、 そこから出るのは、少し 思いきりが必要だ。
あなたを迎えに扉をひらいて出ていくことができるなら、 何をもって、それをあらわすことが できるだろうか。