おもてなし
『マリアは 良いほうを選んだー…』
今日の福音、ルカ10・38-42 マルタとマリアの 言わずもがなの有名なシーン。 でも いつも… ではないか;時々ひっかかっては考えてみたくなる、 そんなシーンです。
良いほう って何なのか、 誰にとって、良いの か?
イエスの言葉を聞くこと。 マルタはイエスに言います「手伝ってくれるように おっしゃってください」 マルタは自分の言って欲しいことを聞きたい、と言っているみたい。
マルタのしていることは「悪いほう」なのか? 第一朗読、創世記18・1-10aでは、アブラハムは三人の旅人に 心づくしのもてなしをしています。 その三人のうちの一人が、実は神ご自身であり 思いもかけない知らせを 聞くことになるのです。
もてなし は悪いことじゃない。 イエスをもてなす、とはどういうことだろうか 何が もてなすことになるのだろう、 おもてなしって相手の喜ぶことをすることでしょう。
私の聞きたいことだけ言って欲しいと願うのか、 もしかしたら聞きたくないことも、聞くこと、 聞こうとすることができるだろうか。 イエスが望む「もてなし」をしているだろうか?
今日の拝領祈願、マルタとマリア両方がでてきて なんとなくホッとしたというか、何か気持ちが和みましたので…
ともにいてくださる神よ、キリストのからだをいただいた私たちは、 みことばに仕えるものとして派遣されていきます。 私たちが、マリアのように主のことばを心に刻み、 マルタのように人を温かく迎え入れる者となりますように。